連休明け

連休明けの月曜日です。
単位に余裕があるので、早いうちから家に帰り、ゆっくりしていました。
精神的なコンディションを整えるためです。


わたしが家が汚いとあまり言っているものですから、母は連休を潰して掃除をしてくれました。
有難いと思いました。
他の、楽しかった出来事は青色の楽天ブログに書き留めましたので、そちらを見て下さい。
URLを知らない方は請求してくださいね。


自己愛人間という本を読みました。
その中に中流意識への言及があり、前日に聞いた格差社会の問題を取り上げたラジオ番組の内容と、感じたことが思い出されました。
格差はあるけれども、生活水準が低いと指摘される側にとっては愉快ではない。
それで、気を遣わざるを得ないそうです。
これは、まるで自分の心の動きを言い当てたようでした。
やはり自分は、意識していながら見ないようにしているのだな、と感じました。
本には、自分への愛を壊されないように、現実を見ないで心地よい幻想の中にいる人たちのことが書いてありました。
社会の流れの中で、そのような人たちが増えているそうです(本は85年に出版されたものです)。
みんなが平等であるということも、新しく現れた幻想の一つだといいます。
わたしも人はみんな平等であるべきだとは思いますが、その理想に合わせて現実を歪めるような見方をしていてはいけないのだろうな、とつくづく感じました。
今更のように、ですけれども。
現実を理想的な状態にしようと、真っ向からぶつかっていけば、疲れてしまうし、反発もされるものなのです。
それで、現実を見ないようにしたり、都合良く歪めていた部分があったと思います。


学歴のこと、自分が女性であること、小説家のような特別な職業にはつけそうもないこと。
不安になりたくないために、敢えて見ないようにしていた部分がありました。
格差社会を考えるときも、今のこの気持ちを忘れずに取り組もうと思うのでした。




他人様のブログやmixiをよく見るようになりましたが、友達というものに言及した部分があると、胸がざわめきます。
〇〇は誰よりも大切な友達で憧れだ、とか、何でも話せるのは〇〇だけだとか…。
自分自身はそんなふうに言われたことなど無いので、複雑な気分になります。
反対に大切な友達を失ったと書いている人もいる。
失ったと言えるほどに深く付き合ったり、仲良くしたりすることが、実はわたしにはないのではないかと感じてしまったり…。
友達というものを考えると、何も手に付かないほど、不安になってしまいます。
昔から、そうなのです。